JAVISからのお知らせ

[2010-05-19]
平成21年度厚生労働省障害者自立支援機器等研究開発プロジェクト
研究課題:文字情報を暗号化したコードを音声化できる携帯電話の開発
実施団体:社会福祉法人日本盲人福祉委員会


携帯電話の利用により、視覚障害者1 級・2 級対象者のみならず、文書が読み辛い弱視者・高齢者・外国人等、音声コードの活用対象者が広がり音声コード情報の環境が整備されます。


視覚障害者による新音声コード対応携帯電話実証実験風景 (平成22年2月〜3月実証実験中)

携帯電話の実機に新音声コードリーダーを組込実証評価。 アタッチメントは、実証実験用として試作。(小型化を実証評価)


*新音声コードは、携帯電話での読取精度を向上させるために新規開発を行った。
(既存音声コードと上位互換)


実証実験参加者(視覚障害者1級〜6級、50名)
社会福祉法人日本盲人連合会、社団法人東京都盲人福祉協会  文京盲学校、葛飾盲学校、八王子盲学校、筑波付属盲学校、平塚盲学校


期待される成果

 携帯電話に新音声コード読み取り機能が実装されることにより、全ての視覚障害者が等級に関係なく、また安価に携帯電話にて音声情報にアクセスすることが可能となる。
 これにより、従来視覚障害者の約10%の点字解読者に提供されていた点字情報に加えて、非点字解読者(視覚障害者の約90%)にも本開発の携帯電話を通じて音声情報の提供が可能となり、世界に先駆けて情報のバリアフリー化を推進できる。
 音声コードが行政文書、医療関係書類、プライバシー情報(電気料金、ガス料金、銀行口座情報等)に印字されることにより、視覚障害者約31万人に加えて、弱視者約164万人及び軽度視覚障害者とも呼称される高齢者約2800万人にも、文書に音声コードが印字されることにより、携帯電話にて音声情報を取得できる環境が提供可能となり、大きな社会的な成果となる。(新音声コード対応作成ソフトは無償提供の予定)