JAVISからのお知らせ

[2011-10-24]

 東京大学名誉教授伊副部達氏、社会福祉法人日本盲人会連合会長笹川吉彦氏、法政大学教授品川萬里氏を発起人として、視覚障害者(高齢者含む)の情報保障を実現する社会システムを構築するために、携帯電話対応音声コードの技術や対応商品の公正かつ健全な市場形成・拡大を図ると伴に、技術向上を目指した共同研究・開発推進・標準化及び普及活動を行い、もって音声コードを利用した情報伝達の新しいビジネスモデルを構築し、情報化社会に貢献することを目的として、特定非営利活動法人日本視覚障がい情報普及支援協会の定款に基づき「音声コードコンソーシアム委員会」を組織いたしましたのでお知らせいたします。
 多くのみなさまのご参加をお願い申し上げます。

設立趣旨

  1. 2011年4月より携帯電話で音声コードを読み上げする機種が発売されたことから、視覚障害者(含む弱視者164万人:日本眼科医会調査)を取り巻く環境が一変、社会システムの再構築に早期に取り組む必要があること。
    特に、個人情報の入手については、各種業務システムを改良開発しなくても年金記録、行政情報、税金、通帳、医療情報等の既存帳票に、音声コードを印刷できるシステムが製品化されていることから早急に普及導入が必要であること。
  2. 高齢者、外国人等、言語利用困難者への適用、さらには教育、出版、エンタメ、など従来を超える幅広い分野での適用も見込まれ、健全な新市場形成・普及活動を図る必要があること。等から「音声コードコンソーシアム委員会」を設立することとなった。

活動基本方針は次の通りです。

  • 音声コードコンソーシアムは、音声コードシステムの(1)普及・啓発、(2)研究・実証、(3)標準化活動を実施し、その性質・特徴は、(1)中立性、(2)他団体との協業、(3)一社では出来ない活動、競業関係を超えた活動、(4)人的ネットワークの構築、(5)成果物の公開などの活動を行う。
  • (ア)音声コードの技術、運用上の課題の調査・研究
    1. 基本技術の研究・改良
    2. 最新技術動向、関連情報の収集・配布
  • (イ)音声コード対応商品の市場形成、拡大に向けた普及活動
    1. 対応商品プロモーション(チラシ、ポスター、CM出稿、Web開設)
    2. セミナー開催、展示会への出展
  • (ウ)音声コード対応ハード・ソフト・コンテンツの規格統一化
    1. 音声コード対応製品の開発促進
    2. 同製品の流通・相互利用の促進
    3. 関連製品のテスト・モニタリングの実施
  • (エ)音声コードに係る各種機関との交流及び共同標準化の推進を図り、コンテンツホルダー、ハード/ソフトメーカー、大学など複数社にまたがる協業活動、成果物の公開、ビジネスモデルの構築、人的ネットワークの交流に資する。